去年の10月28日にいった、四日市旅、後編です。
というわけで
まんじゅうをリュックにしまい、
海をめざす私たちアラフォーレンタサイクラー。
適当に自転車転がしてたら見覚えのある場所に。
夏にサイさんと来た時潮吹き防波堤を
見たところだ。
(夏の記事はこちら)
あの時は、なんか防波堤によじ登って
港に下りて、潮吹き防波堤の上を
通ったりして、
「有名なわりに何の説明もないな」
とか言ってたたけど、
今回ガイドブックを見たら
川の向こうにちゃんと
正規の鑑賞スポット的な整備された遊歩道
みたいんがあることが判明。
見えるけど、橋が無いので渡れない。
もどりましょう。
橋を渡って対岸の河口に行ったら
ありました、小さな公園と水門と桟橋と遊歩道が。
水門が登れるようになってたので
とりあえず、のぼる。
高いところに登りたガール。
(背景に一応潮吹き防波堤が写ってます)
さてまんじゅうはどこで食べようか、
ってなって
あのモザイクタイルの埋め込まれてるおしゃれ
防波堤に腰掛けたらいいんじゃないか、
と私が提案。
はしごもあるし、あがっていいってことじゃね?
大丈夫だよ、と先にあがってカモンと撮影。
はしごが逆に怖いとじかによじ登ろうとしてるが
明らかにおしりが重たい
マッコちゃんと
「えー、まじでか・・・」と
腰の引けてるサイさんの表情が笑える。
どうにかこうにか二人も登りまして
幅の広い箇所に三人で並んで腰掛けて
まんじゅう食べた。
上品な甘さ(使い古された表現ですまんそ)で
おいしかった。
提案しといてすぐに飽きる私は
食べ終わったら防波堤の先っちょの方に探検に。
二人は何か話し込んでた。
防波堤の先にちっこい灯台があったよ。
灯台まで行って振り向くと
二人が見えた。
足ぷらーんとなっててかわいい。
(海側すげー高いじゃねえか、そら怖いだろと
思われるかもしれないが、段差が1つあるので
実際は2メートルちょいだと)
これも明治のもの?
潮吹き防波堤のミニチュア。
戻ったらまだ二人は話してた。
カッポーみたいですな。
彼氏はちょっとやせすぎと思います。
おやつを食べてひと心地ついたので
次の目的地へ。
(余談ですが、この公園のトイレはきれいだった。
屋外のトイレってあんまきれいなイメージ無いけど、
ペーパーもあってよかったよ)
次の目的地はソウ、
跳ね上げ橋です。
こないだ私と来た時が2回目
これで3回目となるサイさん
どんだけ跳ね上げ橋が好きなんでしょうか。
白くてかわいい防波堤の脇を
さいくりんぐ。
スケボーとかの練習にもってこいな感じですな。
やっちゃいけないんですか、そうですか。
(しらんけど)
謎のモニュメント。かわいい。
モニュメントを撮っていたらおいていかれる。
ここもあれですよね、
恋人たちの散策路にもってこいなんじゃないですか、
夜なんか。
と
あいかわらず、
自らの需要はまったく無いくせに、
カッポーの散策路に強い関心を寄せるばひょ評論家。
我々の好物的なものも見えます。
こういう船を見ると
未来少年コナンのサルベージ船を思い出す。
とりあえず海にそって南にいきゃー
いいんだよね、という
強引な方法で跳ね上げ橋に向かう。
ザ・倉庫街。
通っていいのかとも思うが
立ち入り禁止とはどこにも書いてないんだよね。
夏に見たマルチカラーとはちょっと違う
ブルー系統のマリンテイスト配色のドラム缶郡。
緑や紫がちょいちょい入ってるのも
おしゃれ。
この配色のまま
「コンストラクション」とかいうタイトルをつけて
キャンバスに写したらこじゃれた絵に
ならんこともないような。
サイさんが、
「これちょっとやばくねー?」
と立ち止まった。
金属の格子で覆われた巨大な
ポリタンクのようなもの。
何かの薬品とかが入っているのかな。
・・・確かにかなり不穏というか
毒々しいかおりがする
ピクトグラム(ていうよね、確か)ですね。
バイオテロリストの方々が
このブログを見ていませんように。なむなむ。
なんとなく走りで跳ね橋にたどり着けたよ。
釣りをしているおじさんがいたので
マッコちゃんが話しかけて
「もうすぐ跳ね橋おりるらしい」っていう
情報をゲットして来た。
対岸に三脚カメラの二人組。
「あれ鉄っつあんだよね、絶対」
「いや、橋マニアかもよ」
橋マニアの部長サイさんは
操作小屋をのぞきこんだり、
線路のまわりをうろついて
挙動が不審でした。
橋マニアは自分らだよー。
「誰が(橋)おろしに来るのかなー、
まさか○トーさんてことはないよなあ」
と前回道案内してくれた親切な
鉄道保守員(?)の青年に思いを
はせるサイさん。
すごいな、私名前は忘れてたよ、
どちらかという忘れっぽいサイさんが
人の名前を覚えているとは
かなりの思い入れがあると見た。
そういえば、サイさんは
最初に跳ね橋を見に来たときに
橋を操作しに来たのが○トーさんだった
ような気がする、とまで言っていた。
顔にかすかに見覚えがあったから
前回(サイさんには2回目)来た時、
偶然通りかかった彼に、
「この人なら知っている気がする」と
跳ね橋の時間を尋ねたのだと。
私は1回目は同行していないので
その真偽のほどはわからないが、
「もしこれで○トーさんが来たら
運命だ、運命の人だね」
と答えた。
果たして10分ほどして
作業員の人がチャリでやってきた。
「こ、これは・・・!」
10メートル位離れていたが、
確かに背格好が似ている。
ざわめく私とサイさん。
「○、○トーさん?」
「いや、似てる気もするけどちょっとわかんね」
えーどうしよ、キャーという
昔の女子高生みたいなノリで
そろそろ近づきつつ
「○トーさん?」と少し
大きな声で呼んでみた。
すると、
「え、ちょ、はい、え?」
と驚いたというかとまどった顔で
作業員の人がこっちに向かってきた。
「え、そうですけど、なんで名前・・・?」
見知らぬおばさんに
名前を呼ばれ、怯える○トーさん。
「あのー、夏にこちらまで道案内してもらった・・・」
というと
「あー・・・」
と思い出してもらえた様子。
夏よりずいぶん色が白くなった○トーさんは
私の記憶よりかなり少年少年した
風貌だった。
(来る前、サイさんが芸能人の誰だかに似てた気がする
って言ってたけど確かにちょっと「わかる」って
感じだった。)
「あのあとお礼の手紙とか出そうと思ったんですけど
逆に仕事サボってんじゃねえとか怒られたり
したらいけないと思ってやめたんですー」
「やー、大ジョブっすよ、うちの会社
そんな厳しくないんで」
「前はおばちゃんかよ、ってがっかりされるのが
怖くて、サングラス取れなかったんですー」
「いや、大ジョブっすよ・・・」
舞い上がって余計なことをしゃべり
若者を怯えさすおばちゃん二人。
○トーさんは、今日は最後の点検で
橋をおろしに来たのだそう。
貨車が通らなくても
夜はおろしておくものらしい。
テンパったのかサイさんが途中離脱したのだが
その後少し世間話して
○トーさんが「明日は休みなので大須に遊びに行く」って
いう情報をゲットして教えてあげた。
さあ、今から橋がおりますよ。
おりる途中。
あ、おりた後の写真なかった。
おろした後、
○トーさん橋の中ほどで点検していると
対岸の鉄郎さんたちが
「すいませーん、列車はいつ通りますかー」と
聞いているのが聞こえた。
橋が下りたのだから列車が通ると
思ってるわな、そりゃ。
橋のたもとまで行って
教えてあげている○トーさん。
「やさしいー」
「ガビーンだろうねー」
案の定、しょんぼりとした様子で
三脚撤収して帰っていかれました。
戻ってきた○トーさんが
「奈良から来たらしいですよ」って。
そらがびーんだわ。
そしてさわやか作業員○トーさんは
チャリでさわやかに帰っていった。
(いろいろ色眼鏡が濃くなってる)
今回橋の下りるのよりも
○トーさんにまた会えたことに
胸が熱くなった我々(マッコちゃんは別に平静だけど)だった。
橋も見れたし、本日の
イベント終了ーでもいいぐらいの
気分だったが、メーンエベントは
まだこれからですがな。
しかしまだ集合時刻までは時間があったので
付近の散策へ。
犬とおっさん。
犬の顔に見える倉庫。
チャリに乗りながら振り向いて二人の
写真を撮るのも大変うまくなり。
(うざがられてもやめません)
ちょっとお茶くらいしたかったが
こっちまで下ってきちゃうと
工場とか倉庫ばかりで見事に何もないのだった。
業務用ディスカウントスーパーが
あったので入ってみた。
ここで写真全然とらなかったんだけど
野菜や舶来のお菓子が格安で
売られていてけっこうおもしろいスーパーで
いい時間つぶしになった。
そこで直径3センチくらいの立派な白ネギが
2本で100円で売られており、
サイさんと
「これ安い」
「今ちょうどネギきらしてるんだ」
「私も」
「でも、なにも四日市でネギを買わなくても」
「しかも今からクルーズなのに」
とかぶつぶついったあげく
購入し、リュックからネギはみ出させて
クルーズに向かうアラフォー2人。
集団心理って怖いわねえ。
すっかり暗くなった中を
チャリで四日市港に向かった。
集合場所の建物の待合室には
もうかなり人が集まっていた。
カッポーもいたけど
割と年配のおじさんや外国人の人もいたかな。
待ってる間にコンビナートクリアファイル3枚セット
を買ってじゃんけんで3人で分けた。
なかなかかっこいいやつが当たってよかった。
男の人が奥から出てきて
中京テレビのPSという番組の取材で
船に乗ってる様子を撮影させていただきますので
すみませんがご協力おねがいします、みたいな
ことを言った。
カバちゃんとかクリス松村が来てるらしいが
同じ船には乗らず、別のチャーターした船に乗るらしい。
救命胴衣をつけて
その上からリュックを無理やり背負い込み
船に向かう。
「いやーん、映ったらどうする?」
とかふざけていたが、
オンエアを録画までして見たところ
結局映っていたのはこれだけであった。
ネギを背負って船に乗り込む後姿。
(私、マッコちゃん、サイさんの順)
そんなに大きい船ではない。
救命胴衣でみんな「カサ」が増してることもあり
結構ぎゅうぎゅうな感じ。
私らは船尾の方に陣取った。
コンビナートの生き字引的なおじさんが同乗して
「あちらが一番古くからある第1コンビナートです。
そもそもコンビナートと呼ぶのは、エチレンプラント云々」
と拡声器みたいので説明してくれるが
後ろのにはよく聞こえないこともあったのが残念。
夜のコンビナートはすごくきれいだった。
工場は24時間稼動なので
働いている人の安全の為に照明をつけているのです。
ということだったが、
船から見る限り工場の施設の外には人っ子ひとり
見当たらなかった。
中にいるのかな、そして時々出てくるのかな。
写真はいっぱい撮ったけど
所詮コンパクトデジカメなので
ほとんど手ぶれでろくな写真はとれなかった。
それでもがんばって撮りましたが。
(左の人はアナログカメラしか持っていなかった為
はなから取る気はなく、カメラを向けると変顔ばっかしてた。
ネギを後生大事に抱いて
なんか酔っ払ってる風。しらふだけど)
こんなところ。
肉眼で見たほうがいいやね。
立派な一眼カメラでバシバシとりまくってる
おじさんがいたけど、
ああいうのだとどんな感じに取れるのかな。
湾内のコンビナートをぐるっと周って
50分のクルーズは終了。
個人的には白くキラキラ光る第一コンビナートに
もうちょっと肉薄して欲しかったかな。
10月末で海の上はかなり寒いので
時間的にはこれくらいが限界でしょうがね。
あーたのしかった。
レンタサイクルの返却時間が迫っていたので
猛スピードで帰った。
(20時が返却期限なのに
19時過ぎても帰ってこないので係りの
おじさんが心配して電話くれてたけど
海の上で全然気づかなかった)
したら道を間違えた。
なんとか時間に間に合い、
今度は21時までやってるポートビルに
向かおうとしたのだが
駅前にタクシーが全くおらず、
通りかかりもせず往生した。
さみしいかな、JR四日市駅。
なんとかタクシーを拾い
ポートビルに。
ここの展望台入場券がクルーズにセットでついているのだ。
ここから見るコンビナート夜景はそれはそれはすばらしかったよ。
これがほぼ全部コンビナートの光っすよ。
そして望遠鏡が無料なのが感じいいです!
一見煙が出ていないように見える
煙突から陽炎のようなものがゆらゆら立ち上ってるいるのを
発見したサイさんは興奮していた。
あと、お約束。
「私はいいよ」と言ったが
「遠慮せず、とりなさいよ、
とりなさいよ」
と2人に言われ、結局納まるのだった。
帰りは電車の本数がかなり少なくなってるとこに、
目の前で電車が行ってしまい、
無人駅で数十分待つ羽目に。
マッコちゃんがさっきのスーパーで買った
チョコを分けてもらって飢えをしのいだ。
さすがマッコちゃん。
なぜネギしか買わなかったのか、
おろかなわたくし。
サミーサミーと言いながらくっちゃべってるうちに
電車も来まして、
鈍行でのんびり
帰りましたとさ。
(鈍行って今言う?死語?普通電車に対する差別用語?)
おもしろい旅でしたわ。
この後サイさんはメールで
クリスマスの特別クルーズのチラシを送ってきて
「カップル限定だってよ!ひどくない?」
と憤慨してた。
カップル限定じゃなかったら
行く気なのかよ。
しかし、年末にデジタル一眼を
買ったらしいので
次なる機会を狙ってる可能性は十分あるな。
どっかの山の上からの夜景がきれいってのも
聞いたことあるので
ドライブがてらいいかもね、
今回トンテキ食べてないし。
と、私も3度行くことにやぶさかではないのでした。

